パリ窯

パリの絵付け工房によるお品。作風的に時代は1800年代半ばです。

Brunnariusはその記録がほとんど残っていなく、辛うじて1840年代、50年代頃の書籍にその名前が見えるくらいです。どうやら出版社のようで、絵付け工房ではなさそうです。

というより、このプレートの作風は普通に考えればボワイエ(Boyer)の特徴を捉えているので、恐らくボワイエが下請けとなって、Brunnariusを通じて注文を受け販売したものだと思います。ボワイエは結構下請けで作っていましたからね。Escalier de Cristalとか。

絵付けは素晴らしいです。カトレアですが、非常に美しく、無名の工房の出来ではないですね。やはりボワイエでしょう。

商品ページは↓

https://www.antique11.com/?pid=171224794