フランス、ナポレオン帝政期頃のお品をご紹介。ナポレオンの母親であるマリア・レティツィア・ボナパルトの庇護を受けていた当時の有力工房ダルテ兄弟(Darte Freres,ダルト兄弟)のお品。
この時代はフランス磁器の盛期といえる時代であり、国家機関のセーヴルはもちろんですが、民間窯も非常にレベルが高く、圧倒的な品物を製造していました。
ダルテ兄弟も評価の高い工房の1つで、特に絵付け技術は定評がありました。
のちに帝政様式として多くの似たような作品は19世紀末以降も作られていますが、帝政期当時の品物は圧倒的に迫力が異なります。
この時代のパリ窯の弱点としては、作品にサインが入らないことが多いこと、そして状態が良いものが頗る少ないということです。
こちらは金彩の剥げも少なくとても美しいです。
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